初めて勇気づけ研修を行った日、輝く人を創るKiku塾 原点の一つを思い出した!
Kiku塾は、Encourage LeadersというWEBサイトで発信しています。
Encourage Leadersとは、
リーダーを勇気づけするということ。
リーダーを勇気づけするために、
リーダー向けの
勇気づけワークショップを創作し、
初めて勇気づけ研修を行った日は、
2012年5月でした。
その前に、リーダーにメンバー育成方法を
学ぶワークショップ
「教え方と続け方」の研修を
行ったのは2011年12月でした。
勇気づけ研修の時、
あるリーダーが涙を浮かべ
話してくれました。
「私は、人生で今まで、
ほとんど褒められたり、
勇気づけされたという記憶がないのです。
頑張れ、頑張れ、
まだ出来ると、改善点ばかり
指摘されてきました。
それで頑張ってきました。
勇気づけされた方が、
内からの力が湧くのですね。」
私は、今まで、何をやっていたんだろう?
改善点ばかり指摘していた。
それが相手のためになると思って
やってきた、ことを改める気持ちを
強く抱きました。
そして、勇気づけ研修を受講して、
私に勇気づけの大切さを教えてくれた
リーダーの皆さんがいたから、
今、私は、Encourage Leadersを
やっているのだと再認識しました。
少し、長くなりますが、
経緯=ショートストーリーをお話しします。
T社の福岡支店長時代、
11名の営業所長と35名のエリアリーダーがいました。
実施したのは、35名のエリアリーダー向け。
2010年7月に支店長となり、
支店でエリアリーダー・プロジェクトを実施し、
エリアリーダーの育成力や指導力向上に取り組んでいました。
現場の営業員MRさんが、まず仕事の相談や、
場合によってはプライベートの相談を行うのは
エリアリーダーの皆さん。
現場への一番の影響力を持っています。
営業所長の世代も同じですが、
エリアリーダーも、その営業所長とともに育ってきた人たち。
メンバー育成方法は、
今までの上長のやり方を踏襲していることが殆ど。
今までのやり方は、どちらかと言えば
「頑張れ」「気合だ」方式。
自分が放置されても何とか
頑張って出来てきたため、
メンバーの出来ないことがわからず、
精神論などの責任にしがちでした。
出来ないメンバーに、
リーダーの一部は、
こう言っていました。
技は盗むものだ!
一度、失敗してから学ぶのだ!
間違いではありません。
一昔前は、正しいマネジメント法
だったかもしれません。
今は、盗む技も、動画で観れる時代。
情報は溢れています。
出来るだけ、早く、効率的に
成功したいと思っている人が
ほとんどです。
効率的に、成果を出すことが
今の時代にマッチしていること。
そこで
エリアリーダーたちに実施したのは
行動科学と行動心理学に基づいた
メンバー育成方法の講座。
またメンバーが自分で継続的に行動できるように
コミュニケーションする方法の講座。
もう一つは、
エリアリーダー自体への
勇気づけ、でした。
リーダーも、私の同世代には、
同じように対処されてきて、
やり方を知らないだけ。
正しいと思うことをやっているだけ。
否定せずに、リーダーの立場に
立って考えてみれば、
その状態を放置しているのは、
組織のトップである
私の責任、と感じました。
営業所長、リーダーのマネジメントが
高圧的だと、精神的に重圧がかかり、
会社に顔を出せない若手が発生します。
これも、かつてはその現場の責任と
考えがちでしたが、
私が動けば、何かが変わるかもしれない、
と思い、研修を作り、実行しました。
現場のリーダーの学びと、
勇気づけが必要!
と強く感じ、実行しました。
一生懸命やっている
リーダーたちのエネルギーを、
人が育つ、人が輝く、
そして組織全体がハッピーになり、
自ずと業績が上がっていく、
そんな姿を、今も目指して
行動し続けます。