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2020年04月10日
「手伝う」という表現からの学び
対話型コミュニケーター&
コーチ養成講座を実施していたときのことです。
私のかつての悩みをお示しして、
どの言葉を、コーチとして聴きたいか?
という練習を行なっていました。
その受講生が気になった言葉は、
「私が晩御飯を作るのを手伝っている」
と書いた言葉です。
私が何気なく書いた
”手伝っている”っていうのは?
と聴かれました。
ハッとしました。
ドキッとしました。
手伝うという表現には、
主従関係があるということ。
主体はあなたであり、
私はあくまでも副次的に
行なっている。
私は、晩御飯を週のうちに
何回も作りますが、
その意識には、
本来 パートナーが作るものが、
潜んでいたのです。
手伝うではなく、
一緒に作る。
このときは、両者が主体。
あるいは疲れたパートナーは休んでいて
私が主体として、作る。
仕事でも、家庭でも、
手伝うと、一緒にやるは違う。
お礼の「ありがとう」をいうときも
手伝ってくれてありがとう、と
一緒にやってくれてありがとう、とは
違うんだ。
読者の皆さんは、すでにご存知のことかもしれません。
私には新しい気づきがあった出来事でした。