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2019年04月10日

ビジネスコミュニケーションのエッセンスを盛り込んだワークショップ

研修講師を業務の一つとしている皆さんにとっては、一年で一番忙しい時期を過ごしていらしゃると思います。

4月一斉入社の日本ならではの新入社員研修で、毎日体力の限り、奮闘されていることに感謝、感動です。

ご担当している企業様にとっては貴重な人材、この人たちを育てるやりがいと楽しさと責任を感じて活躍されていると感じます。

私が現在所属している企業でも、新入社員を迎え、先週・今週の2週間、新入社員研修を実施しています。薬の開発治験支援が主業務ですので、新入社員は臨床治験コーディネーターという役割を担う人たちです。医療機関で医療者や患者様に「開発中のくすり」を紹介して、薬の開発(臨床治験)にご協力いただくことを支援しています。

従いまして、おくすりの専門知識、病気の専門知識、くすりの臨床開発の専門知識を学ぶとともに、コミュニケーションのスキルが必須となります。自分より専門家の医療者には専門的に、逆に医療や薬の専門的な知識の乏しい治験協力者の方々には難しいことをわかりやすくお伝えして、理解いただき、それぞれ行動していただくことが必要になります。

私は、青山学院大学 社会情報学部で学んだ「認定ワークショップデザイナー」の経歴を活かして、2時間のコミュニケーション・ワークショップ 他己紹介を毎年担当させていただいております。(私がやりたくてやらせていただいております)

おかげさまで、昨年も新入社員の研修フィードバックで、最も印象に残る(役立つ)研修として評価いただいています。

コンテンツを少し紹介します。

  • 席替え:隣同士は仲良くなっている可能性が高いので、新たな人と座ります
  • 自己紹介ー他己紹介ワーク 4人1組で3ラウンドすると、ちょうど他人から自分の紹介を聴くことになります
  • ワールドカフェ:上記のワークで気づいたことを4人1組で話した後、ワールドカフェに出ます
  • 自己紹介インタビュー&記事化:ワールドカフェで新たなペアができるので、そのペアで実施します。
  • ワールドカフェ2:インタビュー記事を持って他己紹介、その後自己紹介のワールドカフェへ

2時間のワークショップの間に、新入社員たちの新たなネットワークができて、仲間意識が高まります。

ダニエル・キム教授の言われている「関係の質」が高まります。「関係の質」の向上が「思考の質」「行動の質」を高まっていくのです。

このワークショップの中には、「話す」「聴く」「書く」「わかりやすく見える化する」というビジネスコミュニケーションのスキルを全て盛り込んでいます。新しい人とコミュニケーションを取るというビジネスの基本も入っています。

ビジネスコミュニケーションは、コミュニケーションをとった相手に、こちら側の意図を理解して気持ちよく行動していただくこと、行動した結果相手に満足していただくことと教えています。

50歳を超えた今でも簡単ではないことですが、新入社員研修を行いながら、初心に戻ることができました。

「教えて学ぶこと多き」

参加者の皆様ならびに機会を与えてくれていることに感謝です。