ブログ
BLOG
2025年06月19日

「もしコーチングを学んでいなかったら、指摘や指示ばかりしていた」

「もしコーチングを学んでいなかったら、指摘や指示ばかりしていた」

コーチ養成講座修了生のトレーニングでの事例です。

ある会社の部長に昇進した女性が、コーチングを学んでいなかったらと次のようなことを
話してくれました。

もしコーチングを学んでいなかったら、

学校で起きるさまざまなトラブルやメンバーからの相談に対して、

きっといまだにイライラして、

相手に指示ばかりしているだろう、

そしてダメなところばかり、
改善した方が良いところばかりに気がついているんだろう。

今は、相手を信じて話を聞いて、
良い気づきや解決法などを一緒に見つけることができる
そんな相談相手になっています。

まだ上手くいかない場合もあって、この勉強会の場で気づきが得られて、
次にやることも見えてきます。

とても嬉しい言葉でした。

この女性の言葉、

「トラブルやメンバーからの相談に対して、

 きっといまだにイライラして、

 相手に指示ばかりしているだろう、

 そしてダメなところばかり、
 改善した方が良いところばかりに気がついているんだろう。」

今振り返ってみると、
全てかつての著者自身です。

未だに改善点を見つけるのは得意です。

そして成長した点を見つけるのも得意になりました。

成長したところをお互いに認め合って、
次の成長に向かって、何を目標にして、
どのように取り組んでいくか、

を相談者自身が決定できるように
対話できるようになりました。

相談者の成長を信じて、相談者が目標と行動を決定することを
待てるようになりました。

相談者の目標に向かって行動するのは、上司/リーダーではなく、
相談者自身ですね。