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2021年10月03日

「・・・してあげたい、のリスク」

「・・・してあげたい、のリスク」

 

リーダーである方、

 

またコーチである方は、

 

メンバーやクライアントに対して、

その人のことを想うがあまり、

「・・・してあげたい」

と感じます。

 

「Aさんの・・・の点をもっと良くしてあげたい」

「Bさんの不安を取り除いてあげたい」

「Cさんの・・・をカバーしてあげたい」

「Dさんの他部門との協力関係を築いてあげたい」

 

メンバーやクライアントが

成長に必要なポイントを見出しています。

素晴らしいことです。

 

一方で、リスクは何でしょう?

 

最も大きなポイントは、

「・・・してあげたい」の

 

「・・・」の部分は、

リーダーやコーチのメガネ(判断基準)からの

認識です。

 

 

メンバーやクライアントと話し合う前は、

「・・・してあげたい」は、

リーダーやコーチの一方的な想いともいえます。

 

 

「・・・してあげたい」の

「・・・」の部分が

正しい・正しくないの判断ではなく、

リーダーやコーチが

自分自身で想っていることです。

 

したがって、リスクとなることは、

「・・・してあげたい」が

 

相手となるメンバーやクライアントの

求めていることが

一致しているかどうか、

わからないということ。

 

 

また、「・・・してあげたい」が強すぎると、

その好意を「押し付ける」ことに

なりやすいです。

 

 

「・・・してあげたい」が続くと、

相手は受け身になり、

いつも「「・・・してあげたい」を

期待するようになり、

自発的な行動が少なくなります。

 

 

そして、「・・・してあげたい」とあなたから

言われたこと・アドバイスを

相手が実施して、うまくいかなかった場合は、

相手は自分の責任ではなく、

「・・・してあげたい」でアドバイスした

リーダーやコーチが悪いと感じ、

他責の傾向が強まります。

 

 

「・・・してあげたい」の想いのリスクは、

 

・相手の求めていることと一致していない可能性がある

・好意を押し付けている

・自発的な行動が少なくなる

・他責が強まる

 

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