書評
BOOK
2020年08月24日

【書評32】直感と論理をつなぐ思考法 佐宗邦威

多くの人の「脳の1日」は、

他人モードにハイジャックされた状態

人から受け取った情報に反応している。

 

いつ、何をするか、仕事は? 会議は?

他人の期待・満足に対応している

 

自分モードの時間を持つことも必要。

自分は何をしたいか? 自分はどう思うか?

妄想する時間が必要!

 

 

妄想を引き出し、それを実現化するために

必要な思考法を解説している。

 

 

これまでの思考法と新しい思考法として

思考法を4つに分類・提案

 

 

その4つの思考法とは

・カイゼン思考

・戦略思考

・デザイン思考

・ビジョン思考

 

 

4つの思考の分類には、

以下の軸を定めている。

 

軸1:課題型かビジョン型か

軸2:効率性を求めるか、創造性を求めるか

 

この軸に沿った思考法の分類は、

 

課題・効率性→カイゼン思考

ビジョン・効率性→戦略思考

課題・創造性→デザイン思考

ビジョン・創造性→ビジョン思考

 

 

妄想を引き出して、実現化していくためには

4つの思考法を、適切に用いる

 

 

妄想を引き出すための手法を更に提言

・紙に手書きする

・毎日決まった時間にかく

・何もしない時間をスケジュール化する

・質問する

・好きなものを書き出す

・妄想コーチングを受ける

など

 

 

世の中を大きく動かしてきたのは、

妄想=夢、であり

 

その妄想の具現化する方法は

学び鍛えることができる

 

 

私、菊岡の実施している

潜在価値開発のコーチング、

マーケティングのコンサルティングは

本書のテーマと共通する部分が確実にあった。