書評
BOOK
2020年08月24日

【書評43】レジリエンス ハーバードビジネス編集部

レジリエンスとは、日本語では「再起力」と言われ、

 

・大きな困難から立ち直る力

・複雑な変化への対応力

 

ハーバード・ビジネスレビュー編集部の

 

EI(Emotional Intelligence)シリーズ 5冊目です。

 

2019年は、災害が多い一年でしたね。

 

災害からの立ち直りは、自分ではどうしようもなく

発生してしまった困難からの立ち直り。

 

災害のあるなしにかかわらず、

時代の変化が激しい現代には必要な能力として

注目されています。

 

 

レジリエンス がある人が有している能力とは、

 

・現実をしっかり受け止める力

・「人生には何らかの意味がある」という強い価値観・信念

・超人的な即興力

 

 

レジリエンスがある人は、

置かれた環境から意味を見出すことができる人。

 

身近なもので、そばに必要な素材やツールがなくても

即興的に、必要なもの・代替品を創り出すことができる人。

 

レジリエンスを高めることは可能である。

 

そのトレーニングとして、

以下のことが挙げられている

 

・マインドフルネス

・日々の中でポジティブなものに目を向け、感謝の念を抱く

・ポジティブなことを記録する・書く(ノート、メモ、日記など)

・失敗から学ぶ (ポジティブな学びを出す)

・ポジティブに感じる、幸せを感じる場に人を巻き込む

 

マインドフルネスで、今ここに集中し、

 

困難な環境下、複雑な変化の中でも、

様々な場面で、ポジティブなところを見つけ、

 

ポジティブなところに人を巻き込んでいくことで

 

レジリエンス:再起力が、一人から複数へと

広げていくことができる。

 

レジリエンス 再起力にも、影響力があり、

レジリエンス 再起力を有した人が、

その周囲に広げていくことができるのですね。

 

さまざまな復興を見ていると

確かに!と感じます。

 

私の中にも必ずあると信じている

レジリエンスを周囲に広げていきたいなと

感じました。

 

 

(マインドフルネスは書評39をご覧ください)