「心の反応をコントロールする」

「心の反応をコントロールする」

コーチングを学び、教えるようになって
よかったことの一つが、

自分の心の反応をコントロールできるように
なりつつあること。

以前は、嫌なことがあると
攻撃的になることが殆どでした。

特に子供から反論されると
すぐに生意気と怒ったこともあります。

また会社で資料の間違いがあると
顔に出ていました。

そんな私も、今は、
「嫌なことが起きたんだ」
と一旦受け止め、
即座の反応がなくなりました。

また、その出来事は、
「私に何を教えてくれるだろう」と
見つめ直すことができるようになってきました。

相手が相談事を持ってきても、
すぐに良かれと思う解決策を出して
自分は満足していましたが、

相手の考えをよく聴いて、
本当の相談事や課題を出して、
そのことについて、
相手の中から答えを出していただくことが
できるようになってきました。

より良い解決策に結びつけるため、
異なる視点の投げかけを行い、
気づきを促すことができるようになってきました。

相手が自分と異なる意見を言っても、
反応してすぐに自己主張していましたが、

この人の意見の背景や意図、
意味づけはどこにあるのだろう、
と考えることができるようになりました。

全て、一旦受け止めて、
心の反応をコントロールできるようになってきた、
その成長の証です。

コーチングを学び始めると、
まず、相手を受け止めて、
自分の反応を抑えることが
一番大きな課題、抵抗になってきます。

反応したい衝動、
話したい衝動を抑える、

「聴く力を高める」
最初のトレーニングとして
取り組んでみてはいかがでしょうか。