45歳からの学びは身につかない? 身につく?
ゴールデンウイーク中に読んだ本に、45歳を超えたらやってはいけないこと、が書いてあった。
その中に、「新しく学ぶこと」が、”やってはいけないこと”?に含まれていた。
とくに50歳を超えたら定年後を考え、資金を自己投資するのではなく、強みを活かして生きていくこととある。
役職定年になれば、年収が減っていくので、投資に回すのではなく、支出を抑えて、そして安い賃金になっても受け入れて働くことが望ましいと書かれている。
また、45歳以上で学んでも、身につく率は低いとも書かれている。
よく、「あの人は45歳超えているから、変わらないね」なんて話を聞く。
若いころの私は、そう言っていたとも思う。
しかし、現在の私のポリシーと全く反対。
強みを活かしていくことには大賛成である。
しかし、現在の強みは、この変化の速い時代に、現状維持では強みが消えてしまう。
強みが時代遅れになってしまう可能性がある。
今のままで、安い賃金を受入れて働くことが正しいのだろうか。
人それぞれであるとは思う。
しかし、私は、45歳を過ぎても、60歳を過ぎても、どんどん新しいことにチャレンジすることが望ましい、素晴らしいと考えている一人である。
とくに、新しいことを学ぶときには、大人の学び方を学ぶことが、大切なことのひとつだと思う。
大人の学び方を学べば、確実に身についていくことが期待できる。
新しいことを学ぶと、強みばかりに頼っている自分の驕りが減りる。
さまざまな人と触れ合い、多様な人から学ぶことができ、多様性が自然に身についていく。
これも素晴らしい体験である。
5月8日付の日経新聞に、
「60代からパソコンを学び始めて、プログラミングを独学で習得し、
シニア向けのアプリを創って、米アップルのティム・クックCEOから称賛された」方の
記事が掲載されていた。
「いくつになっても進化できる」が持論とのこと。
まさしくその通り!
45歳は、65歳定年となれば、社会人生活の中間地点。
人生90年時代では、人生の中間地点。
まだまだ進化できる。深化できる。新化できる。
大人の学び方は、
体験から学び、かつ現在の強みの周辺領域から学ぶ。
すぐに学んだことを使っていく、教えていく。
学びをどんどん関連付けて、使っていく。
若い時の成長のスピードには劣るかもしれないが、
今まで身につけたことから広がり、深まっていく。
これは若者より優れた点である。
ブログのタイトルへの結論は、「45歳からの学び」は身につく!
「新しく始めるということ、その学びとそのチャンス」は、ブログ第一号にも記載しています。