【書評56】ニュータイプの時代 山口 周
書評1で書いた、山口 周さんの著作
私の好きな著作家の一人です。
新時代を生き抜く24の思考・行動様式
とても共感できる内容でした。
オールドタイプとは?
20世紀の後半から21世紀の初頭に
高く評価された人材
・従順、論理的、勤勉、責任感が強い、
問題解決能力に優れる人
→ものが不足していて、ニーズが明確な時代の、優秀な人
ニュータイプとは?
・自由、直感的、好奇心強い、
わがまま、問題を発見す流人
→課題・問題・ニーズが不足している時代の
問題を発見する人が優秀な人になる
現代は、
飽和するモノ、
枯渇するニーズという時代。
社会がVUCA化してくる中で、
進んでくるものは
※
Volatility(変動)、Uncertainty(不確実)、
Complexity(複雑)、Ambiguity(曖昧)
経験の無価値化、
予測の無価値化、
最適化の無価値化。
これから求められる思考・行動様式とは?
オールドタイプ→ニュータイプへの変化
(オールド→ニュータイプ)
・正解を探す→問題を探す
・予測する→構想する
・KPIで管理する→意味を与える
・生産性を上げる→遊びを盛り込む
・ルールに従う→自らの道徳観に従う
・1つの組織に留まる→組織間を越境する
・綿密に計画し実行する→とりあえず試す
・奪い独占する→与え、共有する
・経験に頼る→ 学習能力に頼る
これからは、
未来を予測するのではなく、
未来を構想する。
役に立つことに加えて、
意味があることが重要視される。
他者からモチベーションを
引き出すことが重要視される。
リーダーシップは、「How やり方」型から、
「What 目的& Why 理由・意味づけ」型になる。
エリートが起業家に負ける時代になっている。
古い学びをリセットし、
新しい視点・自由な視点を身につけ、
自分の進みたい・楽しめることに
ポジションをセットしていく。
ワクワクする世界に自分で取り組んでいく、
創っていくことだと感じている。