書評
BOOK
2020年08月24日

【書評53】人間のトリセツ 人工知能への手紙 黒川伊保子

私は、脳科学が好きで、

著者の黒川さんの講演を聞き、

黒川さんの本を何冊も読んでいる。

 

黒川さんは、脳の機能や

男性脳・女性脳の違いなどを

とてもわかりやすく解説されるヒトだ。

 

人工知能の黎明期から研究開発に

かかわり続けてきた著者が、

人工知能へ書いた手紙。

 

とても素敵なエッセイに出来上がっていて

一気に読んだ。

 

 

人工知能は、

清く、正しく、美しく、

優秀で、ノーリスク。

 

人工知能には

何をさせないか?

 

人工知能が決して手に入れないものは?

 

人工知能は、優れた上司にもなる?

 

人工知能に、感性が搭載できるか?

 

 

今の17歳が仕事を選ぶ悩み。

人工知能が、世の中に行き渡った世界で

仕事を選んでいく子供たち。

 

人工知能は、人間の究極のパートナーになり得る。

 

人工知能は、きっとその時点で

完璧であろう。

 

ヒトの人生は完璧である必要がない。

 

ヒトの好奇心が未来を創ってきた。

 

17歳の人たちが何を学ぶかは、

ヒト一人一人の

好奇心に従っていこう!